おしゃべり好きワーママの話のタネ

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自学ノート

私が子どもの頃にも自主学習ノートという宿題があった。

当時の担任の先生は、自分が提出したい時にすれば良い、テーマは自由というスタンスで生徒の自主性に任せていた。

 

しかし、息子の場合は毎週末、宿題の1つとされている。

テーマは何でもいいようだが、時々、作文とか日記とか漢字とか、担任から指定されていることもある。

 

子どもは毎週末、自学のテーマを見つけるのに辟易しているが、私はこの自学が大好きだった。

 

私が小学生の頃、宿題はほとんど無かったから自分の好きなことを作成したり調べたりして、それを先生が見てコメントや評価を書いてくれる自学は交換日記のようで嬉しかった。

 

出しても出さなくてもいいというプレッシャーの無さも良かったのかも知れない。

けっこう男女問わず、みんなよく提出していた。

年に一度、みんなの自学ノートを自由に見て回る時間もあった。

 

内容は、日記や物語を書いたり、生き物の飼い方の本(当時、熟読していた)からウサギやハムスターや昆虫など選んで、イラストまでほぼそのまま書き写したり、レシピを紹介したりなど。

又、最近は見ないが小学生向けの教科別百科事典や科学のアルバムというシリーズが自宅の本棚にあり、そこから太陽とか昆虫とか花とかテーマを選んで、ほぼそのまま書き写すのも好きだった。

 

先生をすごく驚かせたのは、ももたろう🍑の昔話を全てローマ字で書き綴った時だ。

自分では、ローマ字で五十音で書くだけなので、全てをひらがなで書いたのと同じ程度の労力に思っていたが、お昼休みの時間、提出された自学ノートをチェックしていた先生がキラキラした目で私の名前を呼び、離れたところにいた私に向けて、開いたノートをみんなに見えるようにして、「すごいね!1人でやったの?」と声をかけてくれた。

それを見た周りの友達も「すごーい!」と私を注目した😊

返されたノートは大きな花丸で💮「すごい!すごい!」との先生のコメント付きだった🤗

 

そんな感じで、私は自学をすごく満喫した。

 

しかし、我が子の自学、かなりの割合で私が関わっている😓

高学年になってやっと長男は自分で考えてやり終えるようになったが、4年生の頃は、日曜日に水族館や遺跡などにわざわざ出かけ、自学に使えそうな写真を撮り、パンフレット📃を持ち帰り、更に自宅でインターネット💻から関連情報をプリントアウトしてあげるというお膳立てが毎回必要だった🖨

 

しかも、それだけ準備してあげても長男は、「どれを書いたらいい?どの写真を使ったらいい?」といちいち尋ねて来て、1人では全く進まなかった🐢

 

せっかくわざわざ出かけて資料を集めただけにムダにしたくなくて、私もついついサポートしてしまっていた。

 

私の子どもの頃と違い、今はインターネットという便利なものがあり、撮った写真はその日のうちに自宅で簡単にプリントできる。

昔は百科事典や資料集など、それなりに責任もって出版元のチェックを通過した内容を参照していたのが、下手するとネット上から個人が趣味で書いたブログなど引っ張って来て引用することもある。

 

何年か前、大学の研究員だかがネット記事の切り貼りで論文を提出していた📑というニュースがあって、信じられない😱と当時は思ったが、その人も子どもの頃から安易にネット記事を引用するのが当たり前になった結果かも…😅

 

だから子どもらにはこれは盗作だってことは注意しておかないと🤔