年金で不足する生活費を補うのに2千万円の貯蓄が必要👛という金融庁の報告書に、国会と世間はザワついている🙄
2千万円と金額を明示したせいでインパクト強すぎたんだろうけど、これと同じ話は、随分前からファイナンシャルプランナーさんが言ってるのをいろんな記事で見てきた。
私にとっては、もう今さら驚く話ではない🤷🏻♀️
日本の年金は今や、ベーシックインカム程度の役割しかない💰
ただ、別に2千万円の貯蓄が無いと暮らせないわけではない😅そう私は思ってる。
それでも、やり繰り苦手な人はある程度の貯蓄が無いと、冠婚葬祭に近所づきあい、孫のお祝いなど何万円とまとまったお金の必要なイベントは必ずあるし💸病気したら入院費がかかる🏥
私は、一生涯入院や手術で給付金が出る医療保険と、死んだら150万の葬儀費用が出る保険を貯金代わりに夫婦で掛けている。
元々、私は浪費するのが苦手。
薄給だった時も、親のスネかじってた時も🤫収入の一部を毎月貯金する、が基本だった。
だから、2千万は無理だろうが、定年に向けて必ず貯蓄している自信はある。
しかし、、
例えばね、私の最初の就職先は地方のリゾートホテルで、給料は超安の12万7千円だった。
ここから、寮費1万と健康保険、厚生年金が引かれてた。
まーホント、これっぽっちじゃ何の贅沢もおしゃれも出来ないの💧
国会の財務局のお役人さんの答弁聞いてると、残念ながら将来の年金収入もこの程度みたいなのだ🤦🏻♀️
私の年代の人らが65才の時は今より30%くらい給付額が減るんだって。
薄給の時でも、私は月平均4万貯金していた。
寮は借り上げマンションだったから、自炊で光熱費も払っていたけど。
同僚もみんな同じ給料だから、みんなで安く飲んで、金かけずに遊んで、毎日楽しかったな。
しかし、、あの頃の倍以上の収入になった今は、あの生活はムリだ🙅♀️
年金で食べてく年になったら、、毎日の食費を節約して、旅行はおろか、外食も年に何回できることやら…
10万を30日で割れば1日の生活費が出る。。。
ち〜ん…
娯楽はテレビくらいかな📺😿
ところで、、
金融庁の報告書は、
みんな、将来は節約生活だよ!
と警告するために作ったんじゃぁない。
あの報告書の狙いは、国民に”老後までに2千万の備えがいることを知ってもらい、投資で増やそう♪”と煽ること🔥
マァ…脳天気なお役人たちだこと…
貯蓄に回すお金も無い家庭がどんだけあるかって現実は後回しなんだね😩
お金のある人たちが貯め込んだ貯金を株式市場に注ぎ込ませることしか考えていない。
そもそも、私はマクロ経済スライドを誤解していた。
ネーミングからぼんやりと、“経済状況に合わせて年金支給額を変化させる仕組み”、とイメージしていた。
でもそれは、物価が上がれば年金も上がるもの…って意味で捉えていたのであって、まさかまさか、税収の状況で「悪いけど下げるね」という言い訳に使うためとは思いもよらなかった😦
税金を何にいくら使うかは、時の政府のさじ加減。
災害復興にお金がかかりました、って話なら何も言えんが、アメリカから1機100億円もする戦闘機バンバン買物しちゃってお金無いんだ~とかで気軽に年金削られてもね☹️
おめーが尻ぬぐいしろや!と文句言いたくなるでしょ。
政府は年金財源の不足の理由をずっと「少子高齢化」にしてるんだが、、
「少子高齢化」って言い始めて20年くらい経つよ📆
団塊の世代とか言われてた第一次ベビーブーム世代の労働者がいつ頃退職の時期を迎えるかは前々から分かっていて、その時に年金保険料の収入が減って、年金給付額が増えるってこと、政府は予測していたよ。
私はそれをニュースで見たよ。
でも、この20年…
政府はそのデータを「少子高齢化」をみんなに印象づける以外のことに利用してくれたのかな?
支給開始年齢を60→65才に引き上げたり、
年金支給額を年々目減りさせる以外に、
何か対策したのかな??
第一次ベビーブーム世代の2世たち、ちょうど私もそこに入るのだが、第二次ベビーブーム世代が今はまだ40代で働き盛り。
本来なら、この世代とそれを雇う企業が年金財源を支えられているはず。
そしてこの第二次ベビーブーム世代が、自分の親たちと同じ割合で結婚し子供を産んでれば👨👩👧👦👨👩👦👦、少子高齢化の心配は当分いらなかったはずじゃないか。
年金の給付を節約することには早めの手を打ってたのに、なんで少子高齢化を防ぐ方に何の手も打って来てないんだ?
出産一時金の支給額とか、妊婦検診の助成とか、ワクチン無償化は、私が長男を出産した後だった。
手を打つの遅すぎるし、そもそも独身率が高いのだ。
少子化は晩婚化とか女性が社会進出したことが理由のように言われるけど、私の肌感覚としては、違うかな🙅🏻♂️
私が大学生だった頃くらいから「フリーター」という言葉が生まれた。
私の就職活動は、大卒女子にはかなり厳しい状況だった☃️
私の通った大学は、地元の私立大の中ではそこそこレベルの高いほうだったが、
公務員専門学校に行ったり、地場の小さな会社を次々と面接行ったり、内定もらうためみんな必死だった🥺
バブル崩壊で業績の厳しい企業は、人件費を削減したい、新卒を採用しないだけでなく、都合よく人を雇いたい、その思いを実現すべく96年以降、労働者派遣法がどんどん緩和された。
「規制緩和」って、まるでいいことのように聞こえる名前だが、社会保険なんかの経費を抑えられる派遣社員を雇える業種が拡大され、正規雇用が減ったのだ。
私の周りには、就職先が大手かと思いきや派遣で5年契約だった、なんて人がゴロゴロいた。
若い間は簡単に大手の会社に高い時給で勤められるから、みんな雇用形態を気にしていなかった。
でも、、
それが晩婚化に拍車かけたんじゃないかな。
結婚適齢期と言われる年齢に貯蓄0ではね。
男子は特に、結婚なんて考えられないでしょ。
責任を背負いたくないから1人が気楽、、と価値観も変わっていった。
生きづらい人が増えた。
パソナやらスタッフサービスやら、96年頃からどんどん人材派遣会社が増えて、バンバンCMしてた。
今ではそういう雇い方が当たり前のようになっている。
所得が低いと、みんな安いものを探す
→小売は薄利多売
→製造業は生産のコストを抑える
→人件費を削らざるを得ない
→みんなの給料下がる、、の悪循環🌀
正社員なら企業と折半できちんと積立されたはずの年金保険料は、まともに積立されてきていない。
今の40代全ての労働者が正規雇用で働いていたなら、非正規雇用が多い現状とでは、国の年金保険料収入は違ったはずなのに。
役人はこういう試算はしないわけ?
現状を前提に減ってく試算だけするの?
私が20代の頃、知り合いの中には、自営業者も含めて非正規雇用の人で年金払っていないって人、結構いた。
今の仕事でも、所得の低い非正規で働く人がたくさん相談に来るのを見てきたが、50代ぐらいで年金保険料払ったことないって人が少なくないことに驚く😥
頑張っても70才あたりからはみんな保護に頼らざるを得ないだろう。
正規雇用が増えて国民の消費が増えれば、
消費者の需要が増える
→メーカーの売上が増える
→国内企業の利益が上がる
→忙しくなるから雇用も増える😸
→税収が上がる
そんな健全な日本社会なら、世界から人気出て日経株価も自然に上がると思うけど。
政府が不安を煽って投資させなくとも、所得に余裕ができた人たちは株価上がるなら、そこに投資するよ。
今は日銀や年金機構が日本株を買い支えてて、それ狙いの海外ヘッジファンドが駆け引きして、去年からは上がったと思ったらその分下がり…いつ暴落するやらって感じの値動き💹
暴落したら何十兆円も投資した年金積立金やら日銀のお金、どーなるのかな?
せめて、ドイツみたいに同一労働同一賃金を守らせれば、最初は人件費がかさんでも必ず消費が回って、将来的に企業にもリターンはあるはず。
スイスは国民の平均月収が30万くらいらしい。
日本の国民も底上げしてみんなの月収が上がったら、みーんな幸せになるじゃない。
海外の人からも、日本は秩序があって、勤勉で、国民の所得も高くていい国だねって褒められて、ますます誇れる国になると思う。