コロナによるイベント自粛ムードの中、無事に長男の卒業式が行われた👨🎓
本当なら3月に入って呼びかけの練習して、卒業式に全力で披露してもらえるはずだったんだろうけど、30分という短縮された式になってしまった😢
先生も児童も保護者も全員マスク着用😷、体育館の窓は喚起のため開けられて、卒業式というのに、発熱のある子はムリせず欠席したみたいで、みんなの協力あってクラスターも免れてるぽい。
体育館に子どもらが入場してきた姿を見ながら、コロナパンデミックに見舞われ突然休校となり、卒業式だけ登校した息子たちのことがすごく不憫に思えて涙があふれた🥺
卒業証書授与は、従来の1人1人がステージに上がって受け取るスタイルは取れないため、担任が各生徒の名前を呼び、返事をするだけ。
うちの長男のクラスの番がまわってきた時、なかなか1人目の名前が呼ばれず、、、😲
「これって先生泣いてるな」
って思うとまた私ももらい泣き🥺
思えば、長男は低学年では担任に恵まれなかった😢
1年生の担任は30代後半くらいの女性で、授業参観の時、1年生のクラスにしてはあまりにピリピリムードで余裕が無く見えて心配になった😓
ある日、長男は「今日は学校を休ませて!」と言った。
理由を聞いても言わないが、いじめられているのではないと言う。しかし、絶対に今日は行かない!お母さんは仕事に行っていいよ、1人で留守番するから休ませて!と言って引かないので😥様子を見るため1日だけ休ませたことがある。
学校へは、長男がこう言っているので休ませると電話をした。すると、すぐ担任から電話があり、私が詳細を説明する前から、担任は「最近、給食をみんな頑張っていて、息子さんは給食が苦手だからちょっと無理をしていたんだと思います。息子さんには配慮するから、何も気にしなくていいよと話してください。」と言われた。
🤔🤔🤔
確かに、長男は保育園からずっと給食が課題だった。結局小学校の6年間も個人懇談で言われたのは給食のことだけ。他は何も問題ないということだった😅
それにしても、先生がすぐに原因を給食だと決めてかかったことに私は何か引っかかっていた。
理由がわかったのは3年くらい経ってからだ。
長男が思い出したように、「1年生の担任は班ごとに給食を食べ終わる時間を競わせていた。食べるのが遅い僕は苦しかった。ある日、どうしても苦手なメニューがあって僕のせいで班が一番ビリになり、みんなに責められて泣いてしまった。」と語った😳
私は、「1度だけ、今日は絶対に学校行かないって言った日あったよね。原因はもしかしてその競争?」と聞いた。
長男はよく覚えていないが、たぶんそうだとの返事だった。
たかが給食、単なる好き嫌いだが、子どもにとっては深刻な悩みであることもある。
長男3年生の時の担任も女性で50前後くらいの人だったが、食べるのが遅い子は、給食時間が終わりに近づくと残っているおかずを全てご飯の器に勝手に放り込み、「一緒に食べなさい。」と指導していたと後で知った…
長男は食べるのが遅いため、何度もこれをやられ苦痛だったそうだ😓
「嫌いな物なのに、他のおかずと混ぜられて気持ち悪くて、よけい嫌いになった😡」という不満を話してくれたのは、5年生になってから。
次男が2年生で同じ担任に当たり、その話を私にしたので長男も思い出したのだ。
次男は給食は不思議とよく食べる子なので担任からそれをやられなかったが、見ていて不快らしく、「今日も、サラダなのにご飯に入れられてる子がいたよ…」と何度か教えてくれた。
「その当時に言ってくれてたら、お母さん先生に相談できたよ。」と長男に言うと、長男は「先生が間違ってるとわからなかったから。」と🙁
しかし、4年、5年、6年と学年が上がるごとに担任の質が向上した🤗
4年生で初めて、長男は担任への不満を一度も家で口にしなかった。
5年の担任は若い男性だったが、生徒の意見をよく聞こうという姿勢は子ども達に信頼され、とても人気があった。学年終わりには、子どもたちがサプライズで先生に贈る歌をこっそり練習していて、先生を泣かせたほど、結束の強いクラスにまとまっていた😭
同じクラスのママ友と顔を合わせるたび、担任やクラスの良さを語り、6年生は最終学年だから、同じ先生がいいねと話していたほどだった。
6年生では、若い女性の先生が担任になった。この先生がまた素晴らしかった🥰
怒るととても恐いという噂は聞いていて、1学期の途中、長男に尋ねたら、3つ隣のクラスにも怒鳴り声が届くと笑っていた😅
しかし、長男は「先生は冗談が通じて楽しい」と何も不満を感じてない様子だった☺️
実際、日が経つにつれ、先生が本当に子どもたちと冗談を言い合うのが大好きな器の大きな方だと思えるエピソードは増えていった。
毎日のように男子生徒が同じことを言って先生をからかっても、先生はその冗談に応じていたそうだ。
懇談では、先生はそれが自分の元気の源、喜びだと楽しそうに話していた。
長男は修学旅行も楽しかったと言っていたし、外遊びや球技が好きではなかったはずが、休み時間にクラスメイトとドッヂボールに興じるようになっていた。
「みんな仲良しでクラス楽しいでしょ⁈」と聞くと、「うん、楽しい」と即答するようになった✨✨
突然の休校となった最終日、長男は先生からのメッセージカードを持って帰った。
生徒1人1人に先生が作成したようで、小さな文字でぎっしりとメッセージが書かれていた。
その内容は、長男の人柄に焦点を当てたもので、長男の良さを親の私より沢山見つけてしっかりと評価してくれていて、胸がいっぱいになった😭
卒業式目前で突然子どもたちと会えなくなった先生は、また改めて生徒1人1人に卒業式で贈るカードを作成していた🥺
1人ずつ手渡しをされたのだけれど、カードにはその子を表す漢字が一文字。手渡す際、その子がクラスにとってどんな子だったか、先生が1人1人紹介していく心温まる贈り物だった💕
先生が生徒みんなに愛情を持ってくれていた証だなと、これは子どもだけでなくその家族みんなへの贈り物だ。
フと、私がこれまでにお世話になった恩師、長男次男のこれまでの担任をふり返った。
この先生ほど、生徒のパーソナリティを最大に評価して本人に伝えてくれた人はいないと思う。
たいていは学習意欲や成績、運動能力を誉め、パーソナリティを誉めるとしたらクラスで目立つ生徒くらいのものだった。
私は特別目立つことのない生徒で、運動もほどほど程度だったので、先生にしたら大勢の中の1人。私の個性、長所など気に留めたこともなかったろうな、と改めて考えた🙄
それすら当たり前の先生の姿にしか思っていないベビーブーム世代の私だけど、長男の6年生の担任に出会い、私にも学生時代のどこかで1人こんな先生がいて、私の個性をこんな風に評価してもらえていたなら(特に小学生の素直な時期に)、私はもっと自己評価が高くていられたかもな、もっと自分のいいところを上手く伸ばせたんだろうな、、、と思って泣けた😢
なんせ、母との関係でも私は勝手に、母は自分より兄がかわいいんだろうと感じていたほど自己評価低い子だったから…😅なんつって。
長男の先生に深く感謝❣️
最後に先生と長男と写真を撮ったが、これ、長男の担任のところだけ、まるでディズニーランドのキャラクター写真スポットのごとく、長い順番待ちが出来ていた😍
長男のクラスの子だけでなく、沢山の親子が先生との思い出を残したかったみたい✨✨
(余談だが、先生の素晴らしさを語るエピソードもう一つ。新型コロナで突然休校となったけれど、その日には長男のクラスは6年生の学習全て終わっていた。これは、コロナの状況が悪化していくため、先生が休校もあり得るかもと予測し授業を進めていたからだそう🤗good job! amazing teacher!)